天気の子っ!

ジャンボ!むぎちゃです〜

 

やっとテストが終わり、

ずーっと見に行きたかった新海誠さん作の天気の子を見てきました🤩

 

まじで面白かったし感動しました🥺

 

天気の子のBGMをかけながら書いてます笑

 

さて、感じたことを書いていきたいと思います。

あ、当然のようにネタバレするので

天気の子見てない方は控えた方が良いかもです。

 

 

 

 

1.君の名は。に続いて…作画が凄い。

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君の名は。の山の風景描写の精巧さに衝撃を受けたのは今でも記憶に新しいです。

 

今作もその描写にワクワクしながら映画を見てましたが、予想通りでした。

 

「雨粒」という透明であり流動体の物質を一つ一つ描き切ることで、

実際に雨が降っている状況を詳細に感じ取ることができました。

ここまで精巧に描こうと思う人は他にいないんじゃないかな…?

 

雲も凄かったです。

 

また、今作では「宇宙から見た地球や日本」の絵がかなり多かったなと思いました。

これも雲の存在感を示すと同時に、「新海さんの映画の真骨頂の作画を前面に押し出すため」

なのかなとも思いました。

 

 

 

2.「東京」を裏切って、一人の女の子の想いを尊重する。

 

 

ここまで様々な人が感動する理由はここにあるのではないかと思いました。

 

前回の君の名は。では主人公とヒロインが両方とも救われて、

糸守町の住民も避難してハッピーエンドでした。

 

しかし、今回は

「3年後の東京は雨で海に沈んでた。」

どう考えてもハッピーエンドとは言い難い。

 

雨のせいで東京は船を使っての移動を余儀なくされ、

水浸しの床を歩く必要もあった。

これが幸せなのだろうか…?

 

また、ラストシーンの雨が止むようにひなが願うシーンや、

主人公が「世界を変えて良かったのか…?」と悩むシーンもあり、

本人たちも正解が見えていなかった。

 

この「最大多数の最大幸福」から背いた

普通じゃしない判断が多くの人の心を掴んだのではないかと思いました。

 

 

そして、この理論的に考えたらあり得ない判断。つまり「常識外れ」を「感動」に化学変化させてる。

この変化の触媒となってる「ほだか君の純愛ぶりとか愛情表現」が凄い。

 

 

てか、君の名は。でもそうでしたが、

彼らはどこで恋愛感情を認識したのかな…?

 

自分では気がついてないけど、段々好きになってる。

それを他人から言われたり、長い時間をかけて少しずつ気がつく。

こんな恋愛を描いてるんだろうなとは思いました。

 

これが青年のリアルな恋愛なんでしょうねぇ。

知らんけど。

 

 

そしてその「人との愛」を強調するために

今の新宿の汚い部分を序盤に移して比較していたのかなと思いました。

町にいる人を一緒に住む人を「同じ人」とは思わない新宿

自分のことを優先に考えて、他人を救おうとしない新宿

とか。

 

人との繋がりは大切ですよね。

 

ってのを考えると段々この映画が響く人も見えてくる気がしてて…

 

まず、結論として人の愛を選んでいる点で人との繋がりが大好きな人で若い層と年齢が近いとなると、20〜30歳の独身女性とか?

その上、就活・大学進学で地方から都内に出てきた人かも。

 

逆に友人関係が十分な人には刺さらないかもですね。代償が大きすぎる。東京沈没はシャレにならない。

 

って考えると、実は俺は反社会的な動きを実はしてみたいのかも…?憧れてるのかも…?

 

 

 

3.案外、須賀さんの動きが楽しかった

 

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今回、ほだかくんの生活のサポートを最初にした須賀さんと夏美さん。

須賀さんは「一途に愛していた妻を亡くした」とのこと。そして今は喘息持ちの一人娘の引き渡しの交渉中。という方。

 

自分が「愛する人を亡くしている」からこそ、ひなさんが好きなほだか君の気持ちは

深く理解できたのではないでしょうか?

 

 

そう考えると最後の最後に警察に反抗した須賀さんの動きは理解できるし、

「大人を演じてた」けど、本当は我慢していたのでは…?

そう考えると案外可愛い須賀さん。

 

この点で夏美さんが「あの2人って似てるよね」という指摘は的を射てるなぁと思いました。

逆に俺がその言葉に感化されたのか…?笑

 

 

 

4.さすがRADWINPS。

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音楽ヤベェ。マジ半端ねぇ。

最初の生活が楽しくなるシーンはアップテンポに、

感動的なシーンでは主題歌でゆったりと

その他シーンに合わせて音楽をうまく組み込んでました。

 

特に印象的だったのは、RADWINPSは関係ありませんが、

最初の方で水商売のスカウトにほだか君が殴られるシーン。

あの時の緊迫感を演出させる音楽は頭に残ってます(°▽°)

 

 

 

感じたこととしてはこんな感じですね…

でも疑問に残った点もいくつかあって、

 

1.なぜ雲に生き物が住んでる設定なのか?なぜ降ってくるのか?

あの、大雨の時にクジラみたいな生き物や小魚がいたじゃないですか。

あいつらは一体何者…?

なぜあいつらを描いたの…?伏線あるの…?

 

と感じました。

 

2.あの「あめ」という猫の持つ役割は?

単なる癒しキャラなら、それで十分でしたが、何か他の意味もあるのではと思いました。

「あめ」と誰かを照らし合わせてるのかもしれないし、

他に何か理由があるのかもしれない。

 

3.ひなちゃんが年齢を偽った理由は…?

彼女はほだか君と会うときは18と言ってましたが、本当は15歳の中学生だった。

 

バイトを始めるためって理由もあると思うが、

カミングアウトのタイミングが遅かった気がする。

その上カミングアウトも離れ離れになった瞬間でしたよね。

 

実は何か深い意味があったのでは、と考えてしまいます。

 

この3つにはどんな意味が込められているのか。

 

 

どっちにしろ久し振りに感動する映画を観れたので心は大満足です(*≧∀≦*)

 

それではお疲れ様です!