無理の構造

ジャンボ!むぎちゃです〜

梅雨。辛いです。電車の中がジメジメしてて変な汗を毎朝かいてます。

気持ち悪い👎

 

今回は本のレビューをしてみたいと思います。

その名も「無理の構造」

2周読んでみたんですが、

高校の国語の教科書に載ってる論説みたいな文章でした。

基本的に具体例は挙げずに、抽象的な話を永遠としてました。

こんな風に抽象的な文章を書ける人の頭の中はどうなってるのか…

そしてどんな経験をしてきたのか…

非常に気になります。

 

概要は?

 

この世の中には自然の摂理や法則のように、

抗えない概念がある。

重力を消して空を飛ぶことはできないし、

(逆方向に力を加えたら飛べるが、重力以上の力を加えているだけ)

熱エネルギー効率100パーセントの熱機関を作ることも不可能。

 

これらは物理の法則で示されている。

 

物理の法則などで示されてはいないが、

ほぼ変えることが無理な課題に取り組んで

時間と労力を無駄にしている人がいる。

 

なぜこの「無理」が生まれるのか?

「無理」とは一体何なのか?

そして、「無理」なのを分かった上で自分は何をするべきなのか?

 

などを書いてます。

 

 

印象に残った場所をピックアップしてみます。

 

 

1.常に「自分は見えていない」と意識することの大切さ

 

簡単に言うと、見えていない・知らない人〜見えている・知っている人は3種類に分類することができる。

①その事象に関して単語〜その意味まで理解していて、それを知るまでの実体験がある

②その事象に関して、知る実体験はないが、知らないことを理解している

③その事象に関して全く知らないし、知らないことも知らない

 

①や②であれば、他人の発言を理解できるが、

③の人は視野が狭く、自分の知ってる範囲が全てだと思い込む傾向にある。

 

もちろん誰にでも、③の状態である領域の分野は持ち合わせているが、

「③の状態に自分が存在してる」という意識がない限り、自分にとって理不尽なことが起こりかねない。

 

具体的には

①の人から強制させられたり、

自分にとって意味のわからないことを言われたり、

だとか。

 

 

ここから、

理不尽なことを言われていると感じるけど、

その相手の意見を「自分の知らない範囲」として捉えて、

自分が③の状態にあるのだと意識することが大切だと思いました。

 

そうすべきと感じた理由としては

まず、イライラしないってのが挙げられます。

ストレスって皆さん辛いですよね…?

イライラしたらストレス溜まりますよね?

 

んじゃあ、イライラしなければストレスって溜まらないですよね!

 

でも、イライラしないのが難しいんだよ…

そんなあなたは上の方法で自分を客観視するのが大切みたいです。

 

 

 

んで、最近無茶苦茶イライラすることがあったんですよ。

あるインターンで理にかなってるはずの

自分の意見が全く通らなくてですね💦

 

その時に、「あ、これは『知らないことを知らない状態』だから、頑張って理解できるようにしよう」と思って、

真剣に話を聞いてたんですよ。

理解しようとしたんですよ。

 

 

結果的にイライラは止まりませんでした。

 

何故だろうと考えたら、③から①に一気に引き上げようと自分は努力してました。

が、どうにも③の状態から一気に①の状態に持っていくのには

かなり大きなエネルギーが必要みたいです💦

 

今回は②の状態にランクアップできたから、

おっけーだとしましょう。

 

 

さて、次に感じたこととしては

 

 

2.相手がどの状態にあるのか理解する大切さ

 

自分がどの状態にあるか理解できたら、次は「相手」にそれを応用してみようと。

 

相手がどの状態にいるか理解した上で行動できる人は人間関係において最強だと思います。

 

具体的には、

①の状態にいる人に対しては

「話してもらう」のがベストです。

自分の経験した体験を貴重なものとして認めて欲しい。

自分の存在を認めて欲しい。

という承認欲求を満たす最も簡単な方法だからですね〜

 

 

②の状態にいる人は、

「自分の存在をアピールして、考えを素直に示す」のがベストだと思います。

そして、最終的に「尊敬してもらう」こと

 

 

人間は常に好奇心があって、

「何かを知る、学ぶ」のに喜びを感じる人は

少なからず存在するはず。

 

たぶん勉強が好きな人ってこの類。

んで、その知的好奇心を満たすってのは、今回の話で言うと

②の状態から①の状態にランクアップすること

だと思います。

 

そして、その②から①の状態にランクアップするのを導いてくれた人が

「先生」

とか呼ばれる存在になり得るのだろうと思います。

 

 

つまり、相手が②の状態にあるなら、

あなたが相手の人を②から①に導く先生になるべき

ってことです笑笑

 

 

んで、③の状態にある人は

「基本的に語りかけない」

ってのが正解だと思います。

 

だって、意見が噛み合わないからあまり良い気持ちにはならないと思いますよ笑

 

 

逆に、この相手の状態を理解することができたら、人間関係は格段に良くなるのでは…?

と思います笑

 

 

 

まぁ、気になった人はぜひ読んでみてください笑笑

 

お疲れ様です!!

「無理」の構造 ―この世の理不尽さを可視化する

「無理」の構造 ―この世の理不尽さを可視化する