NICEのワークキャンプと一期一会

ジャンボ!!むぎちゃです〜〜

 

どうやらこの日記を書くのも

かなり久しぶりになってしまった

みたいですね☺️

 

 

今は8/30。帰り際

実はこの7日間でNICEの地方ボランティアに

参加をしていた

 

参加したメンバーは自分を含めて7人。

 

キャンプリーダーをしてくれたYくん

自分の夢を明確に持っているHくん

世界一周のために休学しているNくん

明るさでワークを楽しさを倍にしてくれたSさん

いつでもどこでも笑っているAYさん

常に細かい部分へ気がつくAIさんの

男子が4人で女子が3人のグループだった

 

本当に全員が個性的なメンバー。

 

 

場所は福井県勝山市小原地区。

そこに住んでいるのはたった1人しかおらず、

docomoの携帯はつながらないし、

食事中もうじゃうじゃ虫が沸いている。

 

 

本当に言葉通りのど田舎。

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しかし、小原地区を超えると

国立公園が広がっており、

その公園の山の上から見る星空は

絶景中の絶景‼️‼️

 

やった内容は

初日と最終日と27日以外は

半日農作業や掃除などのワークをして、

それ以外の時間で遊んだりした。

 

27日は「フリーデイ」ということで

福井県にある観光名所などを巡り

色々な場所で楽しみまくった

 

 

 

しかし2020年の夏は「特別な夏」

と言われている。

 

その理由は「新型コロナウイルス」だ

今も東京では100人を超える

感染者が出続けている。

 

 

感染拡大を防ぐために

マスクの着用、消毒、社会的距離の確保、

外出自粛などが常に呼びかけられている。

 

事実、今の時期に電車で

マスクをつけていない人は

異物を見るような目で見られるだろう

 

 

ではなぜ、

こんな時期に地方のボランティアに

参加しようと思ったのか??

 

 

やはり最も大きい理由は

「就職前で長い時間が取れる

最後の時期だから」

だろう。

 

 

先輩たちの後悔でよく見かけるのは

「もっと旅行に行っておけばよかった」

「長期休みを有効に使えばよかった」

という話だ。

 

 

それでは俺にとって

「長い時間をかけて楽しみたいこと」

とは一体何かと考えた時に

出てきたのは

 

変な人生を歩いている人たちとの

ディープなコミュニケーション

 

だと思った。

 

だからこそ、旅行ではない

長期のボランティアを選んだ。

 

 

 

もちろんユースホステルに泊まったり

ヒッチハイクをすることもできた。

 

 

それでも「ボランティア」に

行こうと思ったのは

 

よく仕組みや流れが分かっているし、

今まで嫌というほど

向き合ってきたからだろう。

 

 

その中でもこの

「勝山」のボランティアを選んだ理由は

自分の得たいものが揃っているだろう

と感じていたからだ。

 

 

自分が得たいと思ったことは

大きく2つに分けられる

 

 

1.同じ大学生が「何を思って」参加したり、

将来を見据えたりしているのかを知ること

 

 

 

多分、自分のモチベーションの要因は

知的好奇心だ

 

それに気が付けた第一歩は

ボランティア先で様々な人の人生経験や

今後成し遂げたい夢や将来など

 

他人の過去や未来を知ることの

楽しさに触れたことだと思う。

 

 

旅行の大会に出ていた知り合いや

ボランティア団体を立ち上げた先輩

「情報」や「メディア」に興味がある

福島で出会ったボランティアの人

などなど

 

今まで多くの人の話を聴くことができた。

 

 

「自分の知的好奇心への道の第一歩である

人とのコミュニケーション」を

ボランティアの魅力として

ずっと忘れられないで持ち続けている

 

 

 

2.自分の知らなかった

建築、田舎暮らし、自然環境など

新しい知識を手に入れること

 

 

しかし、

自分にとっての知的好奇心は

決して他人の人生経験だけではない

と感じている自分もいる

 

 

実際に

福島のボランティアでは

「メディアの取り扱いの危険性」

 

一昨年のGAKUVOボランティア

シンポジウムでは

「他の人の目に当たるところで

伝えたい情報を晒し続ける大切さ」

 

などなど、人以外の知識を得たときも

自分の心がワクワクするような気がした

 

 

 

 

 

では、実際のワークキャンプ

得られたことや感じたことは

一体何だったのか??

 

本当に自分の知的好奇心は満たされたのか??

 

 

結論から言うと

 

目的達成率は50%

 

ワークキャンプの満足度は90点の大満足

 

という感じだろう。

 

 

目標達成率が低いのは

・そもそも大学生とのコミュニケーションに

飽きを抱いた自分がいたから

・直接教えてくれる環境が少なかったから

 

だろう。

 

 

しかし、ワークキャンプの満足度が

90点なのは

①メンバーの過去や未来を知ることができた

②伝統的な建物や自然について

新しい気づきを得ることができた

 

という目的に沿ったこと以外にも

 

③一期一会を実感して、

寂しいような思い出深いような感覚

④知的好奇心という自分の軸を

再確認できた

⑤ふるさとの復興について

新しい考えを得られたし、考えられた

⑥全員が常に今の楽しむためには

何をするべきか考えて動いていたから、

初対面でもかなり楽しかった

 

という、

参加前は全く予想をしていなかった

学びや心の動きを得られたからだ

 

 

さて、

今回は上で挙げた6つのテーマについて

一つずつゆっくりと考えを整理したい

 

 

まずは

①のメンバーの過去や

未来を知ることができた

 

という点に関しては、

最後から2日前にリーダーのYくんが

ミーティングを開いてくれた。

 

そのテーマは2つあり、

1つ目は

このワークキャンプに参加したきっかけや理由

2つ目は

将来の夢ややりたいこと

だった。

 

非常に面倒なので

ここでそれぞれのメンバーの

テーマの内容を書くのはしない笑

 

 

ただ、感じたのは

 

今後やりたいことは

ワークキャンプやボランティアに

参加した理由との

結びつきが非常に強い

 

ということだ。

 

 

地方創生や途上国支援、メンタルヘルス

日本と海外などなど

7人全員が全く違う夢を持っていたし

それぞれのやりたいことや

やってみたいことはとても輝いて見えた

 

Hくんのバックグラウンドには

かなり驚いた。

それでも自分と同じ苦労を

味わう人を出来るだけ減らすための

夢を常に見据えて追い続けている。

 

AYさんも前回のワークキャンプの体験を

丁寧に頭の中に保存しておき、

それを原動力として

何が出来るかを探し続けている。

 

そして、半数の人は

今後やりたいことに

出会ったきっかけは

 

NICEのワークキャンプであったり

過去のボランティア経験であったり

海外旅行をしていくうちに

気がついたことであったり…

 

 

何かしらボランティアとの

繋がりが切って切り離せない人が

多いと思っていた

 

 

 

ではなぜ切り離せないのだろうか??

 

この理由は大きく2つあると思った

 

①ボランティアが言語化や考えを

膨らませるきっかけを与えているから

②ボランティアが

社会課題と直結しているから

 

 

①に関しては

ミーティングを通して、

「自分の想い」を言葉にする

必要があるからだと思う。

 

例え言葉にできなくても

相手に伝えようとすることで

頭は整理されていく

 

また

「考えたいという気持ちを奮い立たせる」

のも一つあると思う。

 

もしかしたら自分だけかもしれないが、

実はワークキャンプが終わってから、

かれこれ4時間くらいは

色々なことを考え続けている。

 

 

これは

「楽しかった…!!」思い出を

色あせないようにするために

ずーーっと頭に残せるように

その楽しい感触をもう一度味わうために

 

今までやったことや感じたことを

思い返す。

 

そのうち

考えたい疑問が思い浮かんでくる。

 

これをしていくうちに

考えが膨らんでいく気がした。

 

 

②に関しては

ボランティアが生まれるのは

困っている人がいるからだし、

社会課題が背景にあるのは当たり前だよね…

 

 

今回で言うと「過疎化による村の衰退」

が課題になっていて、

そのために村の保全をするために

様々なワークを行ってきた

 

 

具体的に今回のワークで

社会課題を明確に感じたのは

シンプルに村の落ち葉掃除である

 

 

この落ち葉掃除がなければ

道はかなり狭くなってしまうし、

見栄えもかなり悪くなる

 

そうすると

そこでお客さんが観光を楽しもう

という気持ちも薄れてしまうし

山は上がるモチベーションも下がる…

 

 

実際に「富士山のゴミ問題」との

共通点もある気がした

 

富士山の上からの眺めは良いし

下から見るのも趣があるのに

道が汚いだけで、

富士山の評価は大きく下がってしまう

 

 

こんな風に全てのボランティアは

社会課題に間違いなく直結しているはずだ

 

 

 

たぶん、このテーマの話で

とても大切なのは

 

「自分が考えを深めようと考え続ける

モチベーションを上げるスイッチは

何なのか?」

 

という点だと思う。

 

今回、考えるスイッチを入れたのは

「名残惜しい」「別れが辛い」

という気持ちだと思う。

 

これに関しては次の③で詳しく話す

 

 

 

 

次に②の

伝統的な建物や自然について

新しい気づきを得ることができた

について考えていきたいと思う。

 

 

そもそも勝山の小原地区は

伝統的な建築が有名らしい。

 

地元の建築関係の大学生も

実際の建物を学びながら知識を得ている。

 

んまぁ、話してくれる人がいないから

自分で気がつくしかないんだけどね

 

 

それでも気がついたことが一つあって

建築の土台となる木の間やその隙間を

泥や土で埋めている

という点だ。

 

普通であれば木を貼る気がするのに

土を使ってそれぞれをつなぎ合わせていた

 

 

たぶん理由としては

たとえ壊れたとしても

そこの環境を崩さないようにするため

だろう。

 

 

実際に地面の掃除をしているときに

ビールが入っていた空き缶や

牛乳ビンやビニール袋などを

見つけることができた

 

 

放置されてから数年は経っているはずなのに

山の土へ完全に還ることはなく、

より長い時間をかけないと

ゴミは消化されないということだろう

 

改めて山や自然へのポイ捨ては

環境を悪くするのだなと感じた

 

 

木と木の間を土で塗るなんてのは

乾燥している土ではできるはずもない。

 

しかし、小原地区の土は一味違っていた。

とても水を含んでいて

泥みたいな感触だった。

 

そのせいで掃除するときは

本当に苦労したけど…

 

ただ様々なところから湧き出ている

綺麗な水が含まれた土地だからこそ

環境美化には真剣に取り組んでいるのだろうし

美味しい地酒などを作ることができている

と気がつくことができた

 

 

とりあえず、今の自分にできることは

ポイ捨てをやめてゴミを見かけたら

きちんと拾ってゴミ箱に捨てること

だろうな〜と感じた

 

 

 

さて、半分まできましたね。

③一期一会を実感して、

寂しいような思い出深いような感覚

 

これを実感したのは

YくんとNくんの発言が

一番最初のきっかけになっている

 

その言葉は

「俺、これが終わったら

直接他のワークキャンプ

連続で参加するんだよね〜」

という発言だ。

 

 

ここから自分が感じたのは

 

このワークキャンプも彼らにとっては

2.3個参加したワークキャンプ

たった1つに過ぎないし、

 

他のワークキャンプでも

大学生や社会人と出会い

同じようにボランティア体験をするのだ

 

 

という感想だ。

 

 

 

また、自分の過去の

宿泊型ボランティアでも

たくさん参加してきた中での

1つのボランティアでしかない

 

 

事実、2回以上会った人は片手で数えて

足りる程度だ。

 

なおかつ、同じメンバーで会ったことは

一度もなかっただろう。

 

 

だから、その瞬間に

「たぶん、最終日に別れたら

それ以降に全員と会える

可能性はかなり低いんだろうな」

と思った。

 

 

 

そして、最終日。

 

実際に別れてみると

今まで感じたことのないような

感覚が体を走って、

何か考えなくてはいけない衝動に駆られた。

 

たぶん、この感覚は

もっと一緒に遊んでいたかったな〜

とか

こんな良い人たちと二度と会えないなんて

本当に残念だな…

 

みたいな悲しみや名残惜しさなんだろうと

考えている

 

 

これが「一期一会を実感」した瞬間を

時系列ごとに並べたものだ。

 

 

では一体、なぜこのような

「今まで感じたことのないような

感覚が体を走る」

という状況が生まれたのだろうか?

 

一つ目の理由としては

上記で述べたように

「これで二度と会えないかも」という

名残惜しさから来ている。

 

 

つまり、

過ごせる時間にタイムリミットがある

と考えていたからと

言い換えることもできる

 

 

またもう一つ

無茶苦茶笑いまくって、

毎日何かしらの刺激があり、

夏の青春をすることができたから

というのも理由だと思う

 

 

実際に、

・ガッツリとお互いの気になっている人や

今までの男女関係などを話す日

・山の上の方へ行って、

満点の星空を眺める日

・ピザ用の窯でピザを作って食べた日

・参加したきっかけややりたいことなど

ディープなことを話す日

・トランプで白熱の大バトルを繰り広げた日

 

など1日1日に色が

何かしら添えられていた

 

 

だからこそ、心の底から楽しむことが

できたのだと思っている。

 

 

 

④知的好奇心という自分の軸を

再確認できた

 

 

これを感じたのは、

大きく2つのタイミングがある。

 

 

1つ目はMTGで参加したきっかけを

話そうと思った時

 

今回の2つの目的がどちらも

「何かを知りたい」という欲求から

生まれていると

まとめることができた。

 

 

 

そしてもう一つは、

他の人のバックグラウンドを聞いても

あまり驚かなくなったし、

最初の頃より他人の過去への興味が

薄くなってきている気がする。

 

という自分を自覚したことだ。

 

 

もともと

「他人の過去を知ることが好き」

なのは間違いなかったし、

それがボランティアをするモチベの

一つになっていた。

 

今回の

MTGの雰囲気も良かったし、

話の内容も期待した通りの内容だった。

 

それでも、今回は心に深く刻まれることは

なかった。

以前ほど楽しむことは

できなかった。

 

 

たぶんこれは

他人がボランティアに参加したきっかけや

大学生の語る将来は

知りすぎて予測ができるように

なったからだろうと思った。

 

 

つまり、逆に考えて

自分が追い求めるのは

「新しい」考え方や知識なのだろう

とも感じた。

 

 

だからこそNくんに聞かれた

「知的好奇心を満たすためなら、

民泊とかの方が良いんじゃない?」

という問いに対して、

 

ボヤボヤっとした理由でしか

返答できなかったのだと思う。

 

 

 

 

 

 

⑤ふるさとの復興について

新しい考えを得られたし、考えられた

 

あなたにとって「ふるさと」とは

どんな場所??どこにある??

 

 

今の自分は

ふるさとなんて必要なの??

ふるさとがなくても生きていけるじゃん

とか思うタイプの人だ。

 

ふるさとへのこだわりは

全くと言っていいほどない。

 

 

 

しかし今回のボランティアは

過疎地域の保全や維持をするためのワークが

ほとんどだった。

 

過疎地域だとほとんどの場所で

「ふるさと作り」というサブテーマが

眠っていると自分は思う。

 

 

 

薄らと参加する前には考えていたが、

ある女の子の発言で

「ふるさと」ってなんだろう??

と真剣に考えるようになった。

 

 

それは夜のMTGでAIさんが

「地域創生やふるさと作りに関わりたい。

いつ帰ってきても迎え入れてくれる場所が

欲しいと感じている。」

と話してくれたことだ。

 

 

自分が興味を惹かれたのは

「AIさん自身の故郷ではない。

どこの地方を作り直すかにこだわりはない」

と話してくれた点だ。

 

 

自分が会ってきたほとんどの人は

自分の地方に恩返しをしたい

最終的には生まれた場所で生活したい

など、

 

「自分が生まれた」地域に

強いこだわりを持っていた。

 

だからこそ、AIさんにの発言には

興味を惹かれた

 

この一連から気がついたのは

「ふるさとの捉え方なんて人それぞれなんだ」

ということである。

 

ある人は生まれ育った街を

ふるさとと呼び

ある人は仲の良い近所がいる街を

ふるさとと呼び

ある人は親友がいる街を

ふるさとと呼ぶ

 

ただ、共通点としてあるのが

どんな時に戻ってきても

自分の味方でいてくれるような存在

がふるさとになり得るのだと思う。

 

 

事実、何をされるかわからない

歌舞伎町や

習慣も生活スタイルも異なる

外国をふるさとと呼ぶことはできない

と感じる人は多いと思う。

 

 

では、自分にとってふるさととは一体何か?

 

 

それは彼女と家族だと思った。

 

場所ではなく、その人たちがいれば

外国に場所があっても

ふるさとになり得るような気がした

 

 

・そのふるさとのために何ができるか?

・ふるさとになれる人とはどんな人か?

 

みたいな問いの答えは

まだ思い浮かばなそうだけども

 

 

⑥全員が常に今の楽しむためには

何をするべきか考えて動いていたから、

初対面でもかなり楽しかった

 

 

実際にお昼休憩の時間で、

トランプゲームをした時に

Sさんが「スピードでランキング付けようよ!」と言ってくれた

 

Nくんはビーチフラッグ対決を

企画してくれた

 

YくんもMTGの設計をしてくれた

 

 

このように一人一人が

今の時間を数倍楽しくするためには

何をするべきなのかな??

 

 

と考え続けてくれたからこそ

初対面でお互いの

好き嫌いが分からない中でも

楽しい1ページを築き上げることが

できたんだと思う

 

 

そしてそれにつられて

自分も

「もっと楽しくするためには

何が必要なのかな??」

というのを提案し始めたのだと思う

 

 

そうでなければ

初対面なのにたった7日間で

「名残惜しい」みたいな

感情は抱くはずもない

 

 

 

 

そろそろ書くのが

面倒になってきたから

やめようと思う。

 

 

今回のワークキャンプで上のように

学べたことや考えたことは

本当に様々あるとは思う。

 

しかし

今後の生活に役立てたいことは

以下の通りだと思う。

 

 

・自分のモチベーションの上がる

スイッチは「知的好奇心」

・自分の1日1日に何かしらの「刺激」を

与え続けることが大切

・「楽しい」の蓄積を意識する

 

 

そのために実際に行動することは

 

①1週間のスケジュールを立てる時に

「今日の刺激はコレ!」というものを

一つ決める。

刺激になるものは

「自分が今まで体験したことない」もの

 

②今日の刺激を受けた上で

楽しかったか、楽しくなかったか。

楽しかったらどのようなポイントが

楽しかったのかを明確にする

 

 

という2つだと思う。

 

 

 

それではお疲れ様でした☺️☺️