ボランティアは悪だ
ジャンボ!ともともです!
今回は自分が所属してるボランティアサークルの話ではなくて、ボランティアの話をしたいと思います!
あのタイトル、どういうこと?
ある日僕はプレゼンの資料準備のためにボランティアの画像を調べていました。そこでこんな画像を見つけました。
皆さん。どう感じましたか?
悪だというのは納得する人もいれば、理由がないと意味がわからないと思う方もいらっしゃるかもしれません。
これはこの間、ボランティアで画像検索してた時に見つけた記事の一文を取ったものです。
俺はまぁ、ビックリしましたよね。
でもビックリした自分にも疑問を抱きました。
だって、ボランティアは良いことだって理由もなく思い込んでいたってことですから。
どんな理論であの結論へ?
ちょっとだけあの記事の概要を説明すると
例えばゴミ拾いのボランティア。ボランティアの人たちは無料でゴミ拾いをしていますね。
ゴミ拾いをすることは良いことだけど、
逆にゴミ拾いしかできない人たちの仕事を奪ってもいる。
そこでお金を稼ぐはずだった人の収入源を無自覚に奪っている。
その点ボランティアは悪である。
こんな内容でした。
そう言われてみればどのボランティアでも当てはまることができますよね。
教育系でも塾の仕事を奪っていたり、福祉系でもそれに携わりたい人の職を奪うことになってます。被災地支援もフリーターの人にやってもらえば良いのに…
大げさに言えば、お金がある人に、「良いことした」という達成感を与えるというとても小さなものの代わりに、生きる術を取られることになる。
行き過ぎている理論ではありますが、言ってることに間違いは無いと思います。
教職とボランティア
このことを考えながら過ごしていた時、教職の授業で扱ったある1枚のプリントに自分は目が止まりました。
それは2016年の朝日新聞の記事の「偽善?善意きっと届く」という俳優の杉 良太郎さんの被災地支援ボランティアについて書いたものです。
教職の授業でのテーマは「この教材を通して生徒にどんなことを教えるべきか」でした。
教職の授業では、
- 強い信念を持って行動することの大切さ
を伝えたい。という意見が多数でした。
俺は「他人の助けて欲しい気持ちをきちんと汲み取る大切さを伝えたい」という意見でしたが。
まぁ、今回はそんなこと考えずに、この資料を使うと、
杉さんは熊本地震の際に「1万5千食のラーメン、7200リットルの水、あんぱん100個」を送っています。
さて、政府にこんなことできる余裕があるのでしょうか?
杉さんが出さなかったらこの支援は全く無かったことになります。
杉さんの代わりに国がこの分の支援をしていたと言い切ることができますか?
それと同じように、自分が今やっているボランティア活動は
「誰もやる人がいなかったからこそ、助けを求めてる人がいるのではないか?」
と考えることができます。
また、「本当に困っている人は手を差し伸べる人に対して不謹慎だなんて言わない。そういうことを言うのは決まって外野の人間」とこの資料で言っています。
別に「この記事を書いた人は、外野だからこんなこと言うんだ!」と言いたいわけではなく、
その困っている人の気持ちをきちんと汲み取り、その人たちを助けることを最優先にしている。
それこそ、政府や国が動く前に。
その意思を保ち続ける難しさ
自分はこの2つの資料から上のように自分の中で議論は終わりましたが、
残念ながらその気持ちを持ち続けることも、その考えに基づいて行動することも今はできなさそうです…
やはり、まだまだボランティアで他人を救う実感が湧かないからでしょうね。
あなたはこの「純粋に他人を救いたい」という信念に基づいてボランティア活動をしていますか?
他人を救うべきだと頭では分かっていても、体のどこかが拒絶してしまうんですよね。
いつか誰かのあの言葉
自分はあの信念に基づいて行動できなさそうですが、1つ再認識をしたことがあります。
それはある日誰かに言われた
「自分たちはボランティアさせてもらっているということを忘れずに」
ということに少し実感が湧きました。
誰かから仕事の場を奪ってるかもしれませんから。
いやー、なかなか痛いことを話しましたね。
まぁ、とりあえず当面の課題はボランティアをやるより運営する側での方が山積みですが笑笑
それではお疲れ様です!
【ボランティアは偽善者?いやいや悪だから】
https://yuta-silicon.com/volunteer-is-evil/