白門祭と自分

ジャンボ!

 

最近は白門祭の準備でブログなんて書いてる暇もなかったです^^;

暇があれば、

「このブースどうしよう…?」

「この装飾どうしよう…?」

「あそこの班はちゃんと進んでるかな…?」

でした笑笑

 

今回はその理工白門祭で責任者を務めて、

色々な仕事を振った上で思ったことを綴ろうと思います。

 

 

 

 

 

去年と同じ、

白門祭の責任者

今年の白門祭も去年と同じく全体の責任者を務めさせていただきました。

自らやりたいと立候補して、進めていきました。

去年やり残したことを胸に、去年よりも良いものをというのを目指して指揮をとりました。

 

結果としては来客者は250人でしたが、質は確実に上がっていました。

 

去年はチラシを置いておわりだった、

真ん中の机が多摩での活動・他大学・企業との関わりと3つに分類分けをした上で

見やすいように工夫して展示したり、

 

動画はアフレコをしたり、

アングルを変えたり、脚本をこだわったり、

エネルギーを注ぎ込みました。

 

ゲームは防災だけでなく、

りこボラ!オリジナルのゲームを2つも作り、

 

ポスターは数ある中から色々な人に依頼し、

 

装飾もりこボラ!を振り返るため、

和というイメージを持って看板を作ったり。

 

 

 

自分だけで作り上げたものではなく、

それぞれの班のリーダーが志を高く持ち、

白門祭を進めてくれたからです。

 

 

 

ですが、俺自身の中では

「やりたい理由、やらなければならない理由、やることによる効果」

が固まっていましたが、

他のメンバーは固まっていたか分かりませんね。

 

 

 

もっと、一人一人の「何をしたいか」を追い求めるべきだったのかな…?

どっちにしろ、準備するのが大変なイベントを一緒に計画してくれたメンバーには無茶苦茶感謝してます。

 

 

去年と同じですが、今回は少し違うアプローチで白門祭準備にあたりました。

 

去年は実際にゲームを作りながら、全体の懸念点を考えましたが、

 

今年は準備段階から

「このまま行って不具合は起こらないか」

「他のブースのテーマと合っているか」

「他のブースとの被り、大きく外れたものを作ってはいないか」

を永遠と考え続けました。

 

 

 

それと同時に

「この班の進み具合は間に合うかどうか」

「終わるかどうかのアプローチとアドバイス

も同時に行いました。

 

 

今回はその2点を集中して行えたため、

1つの班が濃くて周りのことを気にしてられない企画を進めてる中でも

少しは他班の状況を伝えることができたと思います。

 

また、全ての班に顔を出せていたため(もはや一緒に準備をしたため)

当日のブースのイメージを詳細に持つことができて、

「前日に準備するべきこと」や

「当日の行動マニュアルに何を書くか」

を抜け目なく考えることができました。

 

事実、当日の大きな変更点はなく3日間続けることができたと思います。

細かい変更点はつきものということで笑笑

 

 

 

 

 

 

 

巻き込む力

 

 

今回、責任者としての仕事はきっちりこなせましたが、もう一つ欲を言うと

もっと関係なさそうな人を巻き込みたい

と思いました。

 

準備期間で動いていたのは動画班は役者含めて主に8名程度、ゲームも4名程度、ポスターは書いてもらった人がいるので15人くらい巻き込みましたが、装飾も6名程度でした。

 

しかも、各班で被って仕事をしていた人もいるため、実際に動いている人数はこれよりも少なくなります。

 

全体で約15名程度でした。ブースの規模によると思いますが、

今回の大きな規模に対して15人での準備はあまりにも少なすぎたと思いました。

 

自分は少なくてもあまり影響はありませんが、

実際に動いてくれてる人や班のリーダーは結構辛そうに、切羽詰まって仕事をしていました。

 

班のリーダーが終わらせるのに精一杯なら、

新しい人に手伝ってもらい、質をもっと高くするのは責任者が請け負うべき仕事でした。

 

 

しかし、自分は今回、巻き込んで

新しいネットワークメンバーや他の運営に手伝ってもらうアプローチが少なかったと思いました。

 

そのせいで一部のメンバーに負担が偏ってしまい、

最終的にはかなり重大な事態にまで発展しました。

 

もっと手伝ってくれる人を増やすことができれば、

もっと自分から白門祭に対して主体的に動ける人を増やせていれば、

もっと自分がたくさんの人を巻き込めれば、

 

振り返るとそう思います。

 

 

 

逆にどうすれば巻き込むことができたのでしょうか??

 

相手の利益になることを伝えた上、

自分がやってほしいことの整合性を合わせて

すでにある信頼関係を信じる

 

ことが大切と自分の中では思っています。

 

 

 

 

そして、自分以外の人に「やりたい」と思わせるには

自分が持っている

「これをやらなくちゃいけない理由」

を言葉できっちりと伝えることが大切とある人に言われました。

 

 

最初の頃を振り返ると、目的を伝えることやみんなで一緒に考えることの時間は多く取りませんでした。

目的を自分の中で固めて、それをはっきりと伝えることもできなかった気がします。

 

 

 

 

 

そして、これらを実行に移すためには

もっと時間が必要でした。

伝える時間も考える時間も足りませんでした。

 

 

次回からはもっと会議を始める前から考えを練り込みたいですね〜

 

 

 

 

 

 

 

統一感とは

 

さて、もうちょっと反省に深く踏み込んで書きます。

 

今回では

「ブース全体に統一感がなかった」

「全体でテーマや目標を共通認識として持たなかった」

という意見が反省会であがりました。

 

 

確かに、

動画は動画でボランティアの起源を辿る時代劇

ゲームは防災、スーパーボールすくい、カードゲームとかなりバラバラで

ポスターも「りこボラ!が参加した」だけが共通点だし

装飾は…周りを見て釣り合いを取ってたけど

 

 

お客さんにはボランティアの団体なのか疑われるし、

途中で作ってる目的を見失う時もあったし、

伝えたいこともはっきりしませんでした。

 

 

 

それにより、

「ボランティアを紹介する・りこボラ!を紹介する」

というよりも

「ボランティアを紹介してるものを紹介してる」みたいなブースになってしまったかもしれません。

 

 

 

自分たちはボランティアを紹介してる気でいても、お客さんが「ここはボランティアしている団体なんだ」と分からなければ本末転倒です

 

 

1番大切で1番アピールしなければいけない場所が抜け落ちていた気がします。

 

 

逆に統一感を持って、

「ボランティアしてる団体だとアピールする」

という共通の目標・目的を持っていれば

ここまで軸がぶれることもなかったのではと思います。

 

 

やっぱりこれに関しても、

この共通の目的、目標を持ち統一感を作るには

時間と事前準備が必要だった

と感じます。

 

 

 

ここまでボコボコに批判しましたが、

この統一感のなさが完全に悪いわけではないと思います。

 

また、自分もその良さを知ってるから後悔はあまりしていません。

 

 

 

 

 

それは

縛りを少なくしたことでメンバーのやりたいことができた

逆に少ない時間で他の人に見せられる作品ができた

の2点です。

 

 

 

 

 

前者は統一感を出そうとすると、もっと細かくテーマや目的を決めなければなりません。

すると、細かすぎるテーマはやっている人のやる気を削ぐし、アイデアも出しにくくなります

 

 

 

 

 

 

確かに縛られた中でもやりたいことを見つけられる人はいるかもしれませんが、

それは全員が楽しんでできるものとは限らないし、

お客さんが楽しめるとも限りません。

 

 

 

 

また、7月から始まり、4回の会議をしてから夏休みに入り、夏休み後も5回しか集まる機会がない

という話し合いが十分にできない中、健闘した方なのではと思います。

 

 

正直、目的とテーマを決めるのは1回の会議では絶対に終わりません。

2回、3回と回数を重ねた上でないと、みんなが納得したテーマは決められないと思います。

 

 

しかし、企画について決めなければいけなかったので、そこまで時間を使ってる暇もありません。

 

 

となると、統一感はないが、バラバラでやりたいことをして、

個々のクオリティーが高いものを展示できたのは良かったと捉えることもできます

 

 

 

 

 

考え方を変えてみる

 

と良い点もあったわけなんですが、

ちょっと頭をひねってみると、この悪い点と良い点を絡めて、良い方向に変えることができる

って書いてて思いました。

 

 

まぁ、つまりは来年の改善策です

これからの改善策にもなりますが

 

 

まず、良い点もあると述べましたが、時間がないからこそ

「目的やテーマ、やるべき理由」

に重きを置いた方が良いのかもと思いました。

 

 

ここからは自分の思ったことなので、合ってるかは分かりませんが笑笑

 

 

これは巻き込む・統一感の問題を改善した上で、やりたいことを自由にやれるという良さを残します。

 

 

まず、目的や目標を考えることで、自分の中で「やらなければいけない理由」を探すし、

それと同時に

「やりたい理由」も出てくるのではと思いました。

 

 

もし、軽々しく決めた目標やゴールが近すぎたら、やる気が続かないし、その後の発展も見えてきません。

逆に遠すぎるゴールだと、たくさんの人を巻き込むことができません。

 

 

だからこそ、遠くもなく近くもない目標をみんなで話し合うことで、

一人一人の意見を調和し合い、

全員のモチベーションを高めることができるのではと思います。

 

 

そして、最初に目標について話し合いモチベーションが高いメンバーが集まると、

必然的にやらなければいけないことが前倒しになり

やることのクオリティーが上がり、

みんなハッピーになる

と思いました。

 

 

だから、

「最初の目標・目的・テーマを考える時間、話し合う時間を増やす」

のが良いのではと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

大きな気づき

 

とまぁ、ダラダラ書いてきましたが、

最後にすっごく悲しいけれども

個人的にはちょっと嬉しかったことを紹介します。

 

 

 

実は今回の白門祭の準備から当日まで、かなりの睡眠時間を削って、

前日もほぼ終夜をして、今年1年でこれまでにないくらい力を入れて準備してきました。

言ってしまえば、去年の白門祭よりも辛かったです。

 

そんな頑張る俺を見て

「むぎちゃさんがやってるから自分もやらなきゃ」

と思って、やる気を上げてくれたメンバーが数名いて、少し嬉しかったです。

自分と同じエネルギーを出そうと努力してくれてただけで嬉しいです。

 

 

なんたって、元々の自分のリーダーとして目指してた姿が

「頑張る自分を見て頑張る人を増やす」

だったので笑笑

 

 

 

ただ、それによってエネルギーを使いすぎて、白門祭の2日目・3日目で疲れ切った人が多かったのも事実でした。

 

確かに嬉しいけれども、最後に出した自分の感情の結論は

「疲れ切ったメンバーに申し訳ない。

そして、自分が変わらなければいけない」

と思いました。

嬉しさよりも後悔が勝っていました。

 

 

 

自分は信頼を置かれた上でリーダーをしているから、

自分の動き方で他のメンバーの動き方ややる気も変わってくる。

だからこそ、自分の動く量は調節しなければいけない

と。

 

 

これが自分の中で大きな気づきでした。

 

 

 

 

最後に

 

最後に、見てくれてるかは分かりませんが、

一緒に白門祭を作ってくれた他のメンバー。

ありがとうございました。

お陰でたくさんの人に満足してくれるものが出来上がりました笑笑

 

そしてご来場してくださった方々。

本当にありがとうございます。

満足していただけたら幸いです。多くの人がかなりのエネルギーをかけて作ったので、

話のネタにはなると思います笑笑

来年もよろしくお願いします。

 

 

と言いつつ、

ぶっちゃけると、

来年自分が作ってる側なのかは分からないですが笑笑

 

 

最後まで見ていただき、ありがとうございました。

不定期ですがよろしくお願いします👍