学生除雪ボランティア1日目
ジャンボ(゚ω゚)ともともでございます
2018年2月7日〜9日まで東北学院大学ボランティアステーションさん主催の学生除雪ボランティアというものに参加させていただくことになりまして、本日はその1日目でございます(*≧∀≦*)
東京〜東北学院大学
その前の日の夜までバイトがあったのに朝5時30分起きという悲劇笑笑
あまりに不規則な生活をしていたせいか4時間睡眠は辛いものがありました(^_^;)
実際は新幹線でぐっすり眠ってたんですがね笑
東京発の新幹線に飛び乗り9時38分に仙台に到着いたしました!集合が10時〜10時30分でちょうど良い時間でしたね〜。
東京はまだ高いビルがあるのですが、上野、大宮と北へ向かっていくに従って高い建物がなくなり、芝や草原が広がり出しました笑ついに福島に入ると雪が見え、あまりに綺麗すぎる雪に少し感動を覚えた記憶があります。
まぁ、こんな感動を搔き消すかのように、後で雪しか見えない世界に連れ込まれるのですが…
なんやかんやしているうちに東北学院大学に到着( ´ ▽ ` )
やっと一安心ですわ。
と思うかもしれないんですが、
本当の勝負はこれからで「除雪ボラの前に、単騎で来た俺は友達を作らなければならない」という使命がありましてね。
状況を見る限り1人で来てる人は2.3人だけで、他はグループ化が進んでました。事実メンバー表を見てみると32名中8〜9割は東北学院大学の生徒さんらしく、メンバー表だけで考えれば半端じゃないアウェイ感がありました笑笑
でも、メンバー表程のアウェイ感はあまり感じられず、来た瞬間に受付に案内されました。ここでまた一安心( ´ ▽ ` )
そして、バスに乗る前に1人でいる人と話をしました。彼は直希君で東北学院大学の工学部に通っていました。「理系モロタww」と思ってたのも束の間で、彼は友達と一緒に来ているようでした。
その友達も一緒に仲良くなるのも良かったですが、少し手を引きながら…1時間30分程、バスの中では睡眠不足を補うかのように寝ました。
研修センター到着(*≧∀≦*)
そして、山形県尾花沢市の徳良湖自然研修センターに到着しました。
自然研修センターの名前の通り部屋も「研修室1」のようになっており、学生達が全て自分でやるための宿泊施設でした。
部屋からの様子はこちら。
白鳥がガーガー鳴いてるし、寒いし、外は白く、五感がびっくりしてました。
このタイミングでてっぺい君という個人参加の人と仲良くなれて、その後もずっと一緒にいました!
着いたら、現地の方からこの学生の除雪ボランティアの説明と除雪のやり方について教わりました。
どうやら、この除雪ボランティアは最近始めた活動らしい…ボランティアという言葉が震災からですからね…
ドキドキ!運命の班分け
まぁ、既に分けられていたのですが、 班分けは研修センターで話して知り合ったてっぺい君を含めて、男子4名、女子4名のD班でした。
この時はまだ、D班が楽しすぎることを知る由もなかった…
雪かき秘伝の技、【豆腐切り】
皆さん、「豆腐切り」と聞いてパッと思い浮かびますか?
スコップで雪かきをする際に用いられる切り方なのですが、名前通り雪を豆腐の形(長方形)切り出して、投げるという技です。
彼女は小さい体ですが、豆腐切りを巧みに使って大きな雪を運んでおります( ´ ▽ ` )
ついでにあのリスはともとも本人です。
実際にやってみるとなかなか疲れる!
スコップを上げたり下ろしたりする力も必要ですし、雪とは言っても積み重なれば1キロ、2キロ、それ以上にもなり得るので、腕がっ…
また、スノーダンプという器具もありまして、下の黄色い器具で雪を運んで行きます。これもコツを掴めばスイスイ運べますが、それまでは腰痛に悩まされました。ダンプとの接地面を平らにしておくことと、雪を予め崩しておくことが必須かと…
雪かき師範代による実技指導
「習うより慣れろ!」という言葉通り、説明後は早速外に行って雪かきを実践してまいりました!
雪がフッカフカなんよ!汚れてないんよ!もうほんまに!!!
東京って汚いなって改めて思いました。
地元の人は言う…
「かんじき履かんでええんか?」
かんじき…?って何?
と俺は最初に聞いた時思いました。
かんじき (樏・橇・檋・梮)とは、泥上や雪上など不安定な地面を歩くための民具。靴・わらじなどの下に着用する。履くと接地面積が増え体重が分散されることから、雪に深くめり込まず、さらに斜面などでずり落ちにくくする効果がある。世界各地の豪雪地域で類似の道具が見られる。
Wikipedia より引用
つまりは雪にズッポリハマりにくくするために使っている道具です。
男子が履いてるのが古典的なかんじきで、女子のは最新式みたいです。
男子のかんじきは正直履きにくいし、接地面積も対して変わらないので意味がないような気はしましたが、女子のかんじきは本当に沈みにくいそうですよ。
力と面積から計算できる圧力を考えて工夫されて作られた道具ですね(*゚∀゚*)昔の人の知恵はやはり侮れないですわ。
あの形にも何か秘密があるのでしょうか…?
尾花沢の雪になれるんだにゃ(^^)
「んだにゃ」は現地の方言らしく笑笑
雪に慣れるために、色々やりましたね。
- 手をつないでせーので後ろに倒れよう!
- 雪上スノーフラッグ対決
- 雪上リレー対決
1は名前の通りです。「モフッ」という音と共にみんな一斉に白い雪の中へ…
気持ち良いというよりまじで冷てぇ…
2はビーチフラッグの雪上バージョンということで!
あのフラッグまで勝負!
こんな風になる奴も出てくるよな。
え? 俺?
勿論フラッグ取ったったwww
3はフラッグをタッチして帰ってくるというリレー対決!これも我らD班が優勝してしまいましたわ笑笑
これらを通して改めて雪の冷たさと頑丈さと厄介さを実感しました。
温泉と自炊
雪に触れ合って体温下がってますよね?
大抵のご当地の温泉って気持ち良いですよね?
温泉って露天風呂ありますよね?
外寒いですよね?
何が言いたいか分かりましたか?
画像はイメージです。
これ以外何も言うことないです。死ぬほど活力湧いてきます。
という矛盾してる言葉を残しながら。
さて、夕食はというと自炊となっているので初日は定番のカレーライスでした(╹◡╹)
10%安売りのアジフライ付きでしたよ。
なかなか良いお味でした!安定ですね。
学生交流プログラム
やはり学生交流にも力を入れているらしく、日程表の中に「学生交流プログラム」というものがありました。自分中で印象に残っているのは、自己紹介ゲーム。バドミントンサークルでもやったことがあったのだが、恐ろしいゲームだった…
積み木式自己紹介とは…?
1)最初の人が名前を言い、自己紹介します。
2)2番目の人は、前の人の名前を言ってから、自己紹介をします。「〇さんの隣の×です。」
3)3番目の人は、最初の人と2番目の人の名前を言ってから自己紹介をします。「〇さん の隣の×さんの隣の△です。」CANVASより引用
これを応用して、名前に加えて好きなアーティストも言わなければいけないという、シビアイベントでした。そして全体で15人くらいいるのに最後から3.4番目でした。それで人の名前を覚えることができたから結果オーライですがね。
夜はまだまだ続いていく…
学生スタッフさんがミーティングしている間、我々一般参加者は集いを作りてっぺい君が持ってきてくれたトランプを行いました!
合宿といえばもちろん大富豪^o^ということで、およそ6.7人で大富豪をやりました!
大富豪は初めてという女子もいたので、徐々にルールを追加していきました。最初はなかなか勝って調子に乗ってたのですが、最後の方ではほとんどのルールが追加された状態で初心者の女子に負けるという惨状になってました。人の成長って怖ひ…
という感じで1日目が終了致しました。まだレクばっかりで本格的な除雪作業はやってませんが、その前に交流を深めることができて良かったです!